3月17日
とにかく今日の目標を昨夜決めた。「夜更かししてよいから明日の昼まで寝ちゃう」っていう目標。用事がなくても早く目が覚めるので昼までしっかり寝ちゃおうということで今日は10時半頃までなんとか寝られた(変な表現ですね)。それでまたあらためてこれからやりたいことリストを作る。結構ある。
だから大丈夫だ休みが続いても(笑)家事には際限ないしなあ・・・・・今はお風呂場の排水口の中のものたちを出して漂白中。鍋ではポタージュスープのための野菜がぐつぐついってる。
今日は特にピアノを弾きながらレッスン室を片付けたい。
それから、いつも家でゆっくりできてないのでゆっくりスペースをつくって(ぎりぎりwifiも届くし)そこで自分の時間を楽しむ。
ミシンも刺繍糸も出番を待ってるし。もしかして仕事がもしもいつか通常通りになったとしても全部はできないかもしれないな。家が居心地よくて。いまそんなところです。
猫のために出窓にクッションを。よくここにいて外を見ています。ずっと家の中にいるということでは先輩ですね。
私は外での仕事をずっと休んでいます。自宅のみ少しレッスン稼働中です。あとは自分の練習が楽しいですね。次にどこで発表できるか、という目当てがなくても本当に心の底から音楽が好きなのだな。練習は至福の時だな、としみじみ感じる毎日です。

3月18日
今日は少しだけお仕事を。
朝から隣のお家の工事が始まり(詳細はカット)とてもはなやかというかにぎやかで夕方になってみなさんお帰りになってから「しーん」と静かになって考えてしまいました・・・・夜、東京混声合唱団の動画を観た。知っている曲ばっかりでうるうるしながら聴いた。「くちびるに歌を」はまだ指導したことがないので(指揮の指導はしたことがある)どこかで歌いたいな。あとは「小さな空」ア・カペラですが、武満徹の作品は過去に勉強した。久しぶりに歌いたいな。ソロ楽譜もあるんですよ。
ああ、やっぱり合唱はいいな。合唱したいな。レッスンで歌を一緒に歌いたいな。生の音楽聴きたいな。
いつもの何倍もじっくり家にいます。もとの生活に戻れるだろうか?と思うほどゆったりと心地よく暮らしています.焦ってはいけない。頑張ってもどうにもならないこともあるんだから。今できることを家でじっくりやっておこう。お彼岸のお菓子が目の前にあるのですがお供えします。でも食べたい・・・・・でもだめだ。そんな夜です。おやすみなさい。
3月20日
あるひとから送っていただいた過去の画像の中にはもうこの世にはいらっしゃらない方もいるし生きてはいるけどもういろいろがわからないことになっている方や体の自由がきかなくなっているそんな方もいらっしゃる。
どうされているのかわからない方、施設へ入られた方・・・・・その時は奥さんや旦那さんが生きてらっしゃったけど今はお一人の方とか・・・「いつまでも同じではない」ということがはっきりわかる。それに今回のこと。同じように前のように全員が集まれるかどうかわからない。感染してしまう人がいないように、と心から祈っている。私だってそうだ。いつどうなるかわからない。だからこそ毎日を大事に生きないといけない。すごい駆け足でこの数年を過ごした。正直なところ、仕事が増えるのはうれしかったけどしんどかった。いまこうやってゆっくりと(やることは多いんですけど)時間を与えられ自分の生活などを立て直しているような気がする。
もちろん、とても悲しかったり、つらい状況、怖れ、とか不安はないというと嘘になるけれどちゃんと自分の足元を確かめる、しっかりさせるいい機会になったと思う。
ひょっとしたら仕事は再開できたとしても元の通りにはならないかもしれないけど音楽が続けられたらそれが一番いいと思うしかかわったすべての人がなんとか無事だったらそれでいいと思う。
遠く離れた家族も近くにいる家族ももちろん無事でいてほしいと願う。
なんとか生き抜こう。ひょっとしたら危機感はそれぞれだと思うけど少しだけ危機感を持って、家でじっくり過ごそう。そして今こそ、私にできることはいろいろやってみようと思う。まずは今まで支えてくれたまわりの人たち生徒さん、スタッフのみなさん、音楽の仲間、友人、家族に感謝の気持ちを再度強く持とう。自然にも感謝しないといけない。まずはそこから。
起きたらじつはコロナなんて夢だった!となればいいな。やっぱり心にズンとくる。重たい。でも元気出していきましょう
3月21日
お彼岸なのでお墓参りに。三月のお彼岸の時には帰りに河津桜が観られるのをいつも楽しみにしている。
実家のお墓とわたしの主人のお墓の二つをお参り。最近はお花を買うところは決まっている。なぜなら、そこで新聞紙もお花ハサミもセットされているので二対のお花の束の長さも調整でき、きれいに整えて行けるから。
茶屋町のお墓の近くには公民館がありこの公民館には以前鬼のお面を持って行った。今日は駐車場にも車はなく、ああ、ここも講座やクラブは中止なのだな、と思いました。
お墓はほんの少しある駐車場がいっぱいで少し待ったが、いいお天気であたたかくてそして、このあたりは高い建物がないからとてもいい感じで。空が見えるって気持ちがすっとする。
思っていたよりも草は生えてなくてゆっくりと持ってきた濡らした白いタオルで古いお墓から拭いていく。一生懸命お墓参りをしようと、日々真面目に頑張ろうとコロナのような目に見えぬ大きな敵にはかなわないな・・・・とか思いながら。通る人と挨拶を交わし、お線香のいい香りに包まれて手を合わせる。車に乗って次はわたしの方のお墓へ。距離はちょっとわからないが、車で20分ぐらい走るだけ。でも、車がないとちょっと不便。仕事がお休みになって、家でいろいろと用事をしていると車に乗らない日もでてきて、なんとなく心もふわふわしているのでこういう時は危ないかも。気をつけなくては。
二つのお墓を後にして自宅に帰る。なんか汁物が食べたいな、そうだ、私は朝ごはんを食べてなかった・・・と思い急いで鍋焼きうどんを作る。
それで朝から引き続き、カルチャー教室のそれぞれの担当の方々と話を。どのようにして今後を乗り切るか本当に私はいい方ばかりに担当していただいて、お話していると昨夜すごく夜遅くに不安になってなかなか眠れなかったのが、すっと気持ちが楽に。どうしても多くの人数で歌う、発声する、ということと換気の問題、密度、年齢、と考えるとできないところも出てくる。
無理して、気にしないでやる方法もあるけれどやっぱりわたしは今は急がずに慎重にしたい。
あるヴァイオリニストの人が同じように仕事がお休みになっていて「人前でひきたい気持ちは山々だけれど人の健康のためには今は仕事ができないことを嘆かない。落ち着いたら必ず人へ音楽を提供する場も自分の収入も取り戻すようにしたい」そういうことを書かれていましたがまさに今わたしもそんな気持ちです。そして、条件が整い、できるところから少しずつやっていけばよいと思う。

3月22日
一斉休校の時期・・・・・・
ほんと〜にいろいろ言いたいこともあるのですが省略!言っても仕方ない。
心のもやもやを吹き飛ばすには楽器演奏!ベースをズンズンと大音量で弾いて解消しよう。
今日も調律師さんとも仕事への影響について話を。今日来てくださったのはコンサート会場での調律が無くなったから。そして、わたしも今日練習があるはずだったのにキャンセルになったから時間ができて来てもらえた。
感染者が出たら状況はまた変わる、と先日話し合ったばかりです。とにかく手洗いうがい、ものすごく急ぐ用事以外は集わない、というのがいいのかも。我慢しましょうね。ピアノ、音が蘇りました。調律師のMさん、ありがとうございました。(この日の前日感染者が出た)

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3月23日
休みが続きます。そうなると心配なのが感染以外の意味での健康に関する不安だ。
以前、生徒さんから「歌の教室へ出かけていくことが生活の柱になっている」ということを聞かせてもらった。週に一回、バスで少し遠い距離乗って出ていく。当然だがそれから歩く。それを生活の中に上手に組み込んでくださっていることを嬉しく思ったのだが、コロナでこんなに生活のリズムが狂ってくると(不要不急の外出を控えていると)心身の活力が低下してくる。まあ、正直なところやる気が出ない〜
そのフレイル(虚弱)は体にも心にも症状は出てくる。
そこが心配。人との接触が少なくなることで認知機能が低下することも考えられる。なんかいいことはちっともないんだなあ・・・・コロナ
私は体を休めることができてとてもよかったけど我が家の経済のことを考えるとグッと落ち込む。昨夜もなかなか眠れなかった(でも昼寝するから大丈夫)。
YouTubeで伴奏や、たとえば体操などを配信してもそれをキャッチできる人ばかりではない・・・・・うーん。心配。どないしょう?と言う感じ

3月25日
家の中のことをすると思う「こんなに家事がたまっていたのか・・・・」と。猫に対しても「高齢になってきたので飛び移るのに失敗もある。滑り止めも必要」と気づくとか、着るものに関してはドレスのスカートの丈が長すぎでまだ着てないものとかほつれたところがそのまま、とか。家の壁紙に埃がうっすらと(厚いかもしんない)たまっていたりとか用事が山となっていることに気がつく。だめだなあ・・・ほんと。数ヶ月休みがあってもきっと全部はできないぐらいだ。まだまだ休みは続くと思うので頑張ろう。
気になるのがこれから先の演奏会のこと。練習ができないので中止になる、というものも出てくるだろうな。しょうがないけど、命が優先。
今日は音源の配布(LINEのみ)と動画を撮る。これからの季節から初夏へ向かう曲と♯や♭、調の説明動画などです。

3月終わり

LINEグループではじめてのライブ配信をしてみた。
うっかりしていてメイクを落として髪も洗ってたので素顔でしたので顔はうつせずで・・・・
ピアノに合わせてうたってもらうようなそんなライブです。
今日は公民館などのお休みやその他もろもろの決めることがあって考えたり悩んだり連絡したりして1日が過ぎてしまい、昼寝もしたので何もできず・・・・

あれだけゆっくりしたい、ゆっくり寝たい、と思う毎日だったのに外へいく仕事がないと気分がとても寂しい。
でも、いまやれることをちょっとずつ家でやって大人しく待ちます。やることは山のようにある
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この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。