【名曲を聴く】「心の瞳」坂本九

先日あるところで「先生、ラジオで聴いたんですけど」と話してくれた方が。

坂本九さんの「心の瞳」がすごくいい曲でラジオで初めて聴いた、と

言われてました。

ラジオ「深夜便」あまり聴いたことがないのですが

人気があります。とても。

私は眠れない夜、長い夜はインターネットでYouTubeを観たり

ネットサーフィンをすることがありますが

そんな感じでこれ(ラジオ)を流していらっしゃるのでしょう。

話を戻しますが、「心の瞳」は1985年5月、『懐しきlove-song』のB面曲として発表されたもので、その3か月後の85年8月12日、日航機墜落事故が発生。

その便に乗っていた坂本さんは帰らぬ人となったのです。

坂本さんが事故の数時間前に公開収録したラジオ番組で、当初の予定になかった『心の瞳』を披露したということです。(下の動画はその音声です)

たまたまそのラジオ番組を聴いていた中学教師が『心の瞳』に感銘を受け、合唱曲として編曲。

その後たちまち全国の中学の合唱曲として定着していきました。

作詞は荒木とよひこさん。作曲は三木たかしさん。

歌詞の中に「わかちあえる」と「わかりあえる」が1番、2番と同じ場所に。
私は「いつか若さを〜」からが好きです。
それから間奏がとてもいいんですよ。
この曲は山陽レディース倶楽部で演奏したこともあり、
間奏が好きで打楽器さんと一緒に少し間やテンポのニュアンスに工夫して演奏。

また、合唱団で他の舞台に出た時はほんの少しですがこの間奏のところで
振り付けを。なかなか良い感じでした。
ああ、懐かしいな・・・・自由に歌えていた頃が思い出されます。

とても思い出深い1曲です。

また合唱でも歌いたいし、合唱ではない斉唱でもみんなで歌ってみたいと思っています。

今日はラジオ深夜便を聴いて夜を過ごしてみようと楽しみにしています。眠れない時のお供に良いかもしれませんね。

心の瞳 ピアノは羽田健太郎さん
羽田さんは「渡る世間は鬼ばかり」のあの曲を作った方でもあります。
一度だけ生演奏を聴いたことがあります。その時、中島啓江さんとご一緒でした。
お二人とももういらっしゃらない。あの時は素晴らしい時間でしたが
ちょっと寂しく感じます。

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