家にいる時間が増えましたね。2020年の三月から生活がかなり変わったような気がします。
歌を歌うのも楽しいですが、お子さんが体力を持て余していらっしゃる時などの遊びにこんなのはどうでしょうか?
廃品を活用して
段ボールや新聞紙を用意。段ボールはたたまないで箱のままでいいです。
もう捨ててもよいと思っているものを。
新聞紙はクルクルっとまるめてしっかりした棒状にしてテープなどで止め、これをバチにします。
雑誌などもガムテープでぐるぐる巻きにして。漫画の本って分厚いですよね。あれが最適です。
わたしたちのことはよく電話帳を叩きました。分厚いので。
もしも多少の音を出してもかまわないようでしたら缶でもいいです。
ひっくり返して。バチが新聞紙を丸めたものであればあまり大きな音はしません。
![](https://i0.wp.com/sotto-voce.net/wp/wp-content/uploads/2020/04/FF7BEB9E-082B-48F6-9CDC-241A14171509.jpeg?resize=205%2C273&ssl=1)
それらを打楽器と見立て
音楽に合わせて叩きます。
子供だけでなく他の家族も参加して(ひとりでももちろんいいです)
今なら「パプリカ」 などの音源に合わせて思い思いのリズムで叩く。
自由に!踊りながらでもいい。
お鍋とかプライパンでもいいのですが
うるさいのでどこでも、はおすすめできません。
人間は原始の時代には火を焚き、
そのまわりで踊ったりリズムを叩いていたようです。
心のもやもやを音にしてみる。
誰にでもできて音符も関係なく自由に。
それでスカッとする。
自宅ではちょっと・・・・と、あまりにもうるさかったら、
カラオケボックスへ行ってやるのもいいですね。音の心配がないです。
実際に舞台でもこういった感じで(段ボールや新聞紙を使って)演奏したことがあります。
そのときは林光(はやしひかる)さんの「雨の音楽」という曲でやりました。
もう30年ほど前ですが、客席からの反応も練習時からのみんなの輝く顔も鮮明におぼえています。
叩くスピードの緩急、強弱などをつけてみる
お子さんと一緒ならこんなことも
小さくささやくような感じで一人が叩く。「真似してみて」と。
次は大きく叩く。これも真似してみる。
今度は役目を交代してみる。相手がやったように真似してみる。
だんだん遠くから近づいてくるように叩く(クレッシェンド)
だんだん去っていくように小さく叩く(ディミヌエンド)
このcersc /dim.などは楽器を学んでいる子供さんにとても役に立つ表現です。
強い音を出してみる。大きい音を出してみる。
小さい音を出すには実は手に緊張感が必要なことや
大きい音を出すにはスピードや重さ、距離が必要なことがわかります。
自分の体を叩いてみよう!ボディーパーカッション
自分の体も叩いてみる。いろんなところを叩いてみる。
体は場所によって音が全然違うんですよ。特にお腹は鈍い音がします(笑)
最後に音を出さないで耳を澄ましてみよう・・・・
最後に、音を出すのをやめて何もしないでじっと耳を澄ませてみる。
賑やかに叩いたり歌ったり、そしてそのあとは静かにする。
横になって目を瞑って自分たちが音を出さないでいると、
どんな音がしてるか、聞こえるか?じっと耳をすませてみる。
静かな時間。でも何か聞こえる・・・・・・
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