息が長く吐けるように「スーーーー」と、Sの子音で伸ばしたり、「スッスッスッ・・・」と切ってみる。
時には「イエイエイエイエイ」などの母音を軽く柔らかく言いながら伸ばしたりしながら軽くトレーニング。
そのあとはおなじみの歌で脳トレです。
『仰げば尊し』でできること
例年の2月、3月は「仰げば尊し」などもメロディを抜きにして、同じ高さの音を歌詞だけを言ってみますが(息を長く吐きながら軽く歌詞をのせてみる)
最初の「あおげば尊しわがしのおんーーー」あたりはスムーズにいくのですが音程をつけず同じ高さの音で歌詞を言いながら伸ばしてみると1番の終わりのあたりになると、皆さんの声が小さくなるのです。
「え?おかしい。この曲の歌詞はバッチリおぼえているはずなのに」
「おかしいねえ」
「じゃあメロディをつけて歌ってみよう」と皆で話して歌ってみます。
あらら。みんなちゃんと歌えます。スラスラと歌詞が出てきます。歌うと次々と前に言葉が出てくる。
それからまたメロディ無しで歌詞だけ言うと、「ちょっと不安~」という声が上がります。「そうか。やっぱり旋律(メロディ)とセットだから歌える、覚えているのね~」と話しました。
脳とは、記憶とは不思議なものです。
「春よこい」でできること
ある時は「春よ来い」を歌ってみました。まずは普通に歌詞をつけて。
次はある本で見かけた方法で。
最初から、「アイウエオ、カキクケコ、、、」と五十音を順番に歌詞のかわりに「春よ来い」のメロディで歌います。
最後は「ヤイユエヨ」になるのですが
やはりこの方法も最初の方は比較的簡単に歌え、みんなの声も自信ある感じでしっかりしていますが
「ナ行」あたりから少し自信は揺らぎ、「ハ行」「マ行」あたりになると、バラバラになったり、
わからなくなって笑い声が聞こえてきます。その笑いが実は楽しい!
「いい脳トレになるなあ」「案外難しいね〜〜〜」という声。
『みんなで楽しく笑いながら脳トレ』
百点満点だからいいのではなく、いつもと違うことをやろうとするだけでも脳のトレーニングになるそうです。
また、できなくてみんなで顔を見合わせて笑うのもきっといいことだと思います。今はちょっとできませんが
家でおひとりでもやってみてくださいね。
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