絶対音感とは?どの音を鳴らしてもピアノなどのどの鍵盤のどの音かが瞬時にわかる。また、カフェなどで音楽が流れていたらその曲が何調かすぐわかる。真似してすぐ弾けたりもします。
クラシック音楽を仕事としている人の中にも絶対音感(どの音が鳴ってもその音がたとえばピアノの鍵盤でどこの何の音かばっちりわかる)と相対音感の人がいます。
私は絶対音感でよかったと思うのは、
・聴音やソルフェージュなどがとてもやりやすかったこと
・耳コピーして楽譜を作成するとき便利。
あとはなんだろう?
特に意識したことはないし、仕事では相対音感も必要な時があります。いわゆる移動ド ですね。
絶対音感と相対音感の両方がわかって切り替えができると、移調がやりやすくなると思う。
一番はっきりしている不便なことは、絶対音感を持っている人が、電子楽器などについているボタンひとつで移調できるシステムを使った場合、なにがなんだかわからなくなってしまう、ということがあると思います。
これは結構困るのね。でも訓練で平気になる。
結論としては
あるときは敏感に、あるときは自分が絶対音感を持っていることを上手に忘れる(笑)使い分けるということができるとやりやすいと思います。ようするに、絶対音感が絶対にいいとばかりは言えないということです。
街で音楽が流れていると気が休まらないのは、音がわかりすぎて頭の中で常に楽譜を書いているのです。そういうときは私はしんどいです。
あとは音程が微妙な歌や管弦の音を聴くと少しつらい・・・・でも、微妙な違いを聴きとり、直すことができるのでこの仕事は向いていると思います。(伝え方に気をつけないといけないです。指摘より、一緒に声を出すこと。傷つけないで伝えることが一番)
絶対音感はなくてもいいし、あると便利。
そして、どう使うか?ということ。
そして、柔軟に切り替えることができることが必要なのです。
最後に。楽譜は読めたほうが便利で、その勉強はいつからでもちっとも遅くない。
そこははっきり言えます❤️