【音楽コラム】青春は「ユーミン」の歌とともに

青春は「ユーミン」の歌とともに

ユーミン(松任谷由美・荒井由美)の歌をわたしたちは青春時代に聴いていた。
何度も何度も同じ曲を聴きドライブ中も家にいるときも、カラオケで歌うのも
とにかくユーミンだった。
ユーミンの初期の頃の曲。今聴いてもイントロだけでからだがゾワっとする。

荒井由美から松任谷由美へ 

ユーミンが「荒井由美」の名前でデビューしたのは多摩美の学生だった1972年。その少し前から作曲活動は行っていた模様。
彼女のファーストシングルは「返事はいらない」ムッシュことかまやつひろしのプロデュースでデビュー。その曲はあまり売れず、その後のアルバム「ひこうき雲」が好評であった。
私たちは(ちょうどその頃は小学生だった)いわゆるテレビの歌謡曲ではない、なにか新しさを感じてのめり込んでいった。


「ひこうき雲」や「あの日に帰りたい」を聴くと、きっと何百回も聴いたと思うけど、ちっとも飽きない。新鮮な気持ちで今でも聴ける。
それほど彼女の初期の曲に触れたあの頃の私たちはユーミンの音楽にのめりこんでいた。今もきっとその気持ちはかわらない。
結婚によって松任谷昌隆氏の名字の「松任谷由美」に名前が変わったが
相変わらず私たちの前を進む。
そして私たちの生活に寄り添ってくれるが如く次々と新作を発表していった。

「埠頭を渡る風」「真珠のピアス」「ダンデライオン」「恋人がサンタクロース」などはこのころ作られた。
私は行ったことがないけれど、彼女はリゾート地でのコンサートのスタイルをこの時期に確立した。

当時の音楽の聴き方 レコードとラジオ全盛期

あの頃はレコードの発売を楽しみにしていて、ターンテーブルにレコードをセットして針を落とす瞬間のときめきがたまらなかった。今のように音源がなんでも簡単に居ながらにして手には入らない時代。
カセットテープに録音して何度も何度も聞いた。
テープが伸びて音が酔っ払ってヨレるようになったりするぐらい。

ラジオもよく聴いた。深夜の番組は親にかくれてイヤホンでこっそり聴いたものだ。それで朝起きるのがしんどくて、授業中に居眠りしたのが懐かしい。
いま、スマホやインターネットで夜更かししているように、昔はラジオを聴いていつのまにか空が白んだりしたものだ。

音楽は今のようにアップルミュージックでなんでもサッと聴けるのとはわけが違ったのだ。

だから一曲を大切にじっくり聴いたように思う。
その後レコードからCDへと変わっていった。

ユーミンの曲の中で私が好きな曲

ユーミンの曲の中で好きなのは
「埠頭を渡る風」
「ひこうき雲」
「ベルベット・イースター」
「14番目の月」
「晩夏」
「中央フリーウエイ」
「ノーサイド」
「恋人がサンタクロース」
(「流線型80`」(アルバム名))
「ダンデライオン」
「ノーサイド」
「中央フリーウエイ」
「あの日に帰りたい」(前奏の最初のコードとその進行 がたまらないです)

そしてやっぱり「春よ、来い」この歌は聴くたび、歌うたびに涙が出そうになる。

ユーミンの魅力は楽曲の素晴らしさ+声

ちょっと甘酸っぱい思い出や苦〜い思い出をほのかに思い出しながら。
あの声の魅力に長くとりつかれたままだ。

わたしたちの青春をあの喉で支えてくれたんだもん。すごいよ。
ありがとうをほんとうにたくさん言いたい!

あなたの好きなユーミンの曲はどれですか?

多くのミュージシャンにも楽曲提供をしており、他にはコマーシャル、ドラマなど数多くの曲が使用されているが、近年ジブリのアニメにもユーミンの曲が使われている。

それほど魅力が溢れ、人の心に残るメロディー、歌詞なのである。

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