昔の歌に出てくる漢字は面白い!
読めるけど書けない、ではなく「読めない」ことも多い。
書き順はどうなのかしら?
え〜?他で見たことがないね、なんて漢字も多いです。
「背くらべ」「鯉のぼり」に出てくる漢字
「背くらべ」の中にある「柱にもたれりゃ」という歌詞。
この「もたれりゃ」が漢字で書いてあるんです。
歌の場合は歌詞が楽譜には全部平仮名で。
歌詞だけは縦書きで漢字を使って書いてあります。
「凭れりゃ(もたれりゃ)」と書きます。
これは読めないし書けない気がしますがいかがですか?
この歌のここに書いてあるからなんとなく読むことができますね!
「粽食べ食べ」という歌詞も出てきますね。
これは「ちまき」です。
「甍」は「いらか」
「尾鰭」の鰭も面白い字。
作詞作曲の名前の漢字や読み方
作曲家の名前の中で一番書くのが難しい漢字は「彝」だと思う。
読むのも「この漢字は見たことがないよね・・・」という意見がきっと多い。
この方は「松島彝」さんで「つね」と読みます。
この方の作品の中で私たちが歌う機会が多いのは
「おうま」「赤い鳥小鳥」「手まり歌」などが。
私は「真珠」が好きなのですが、ご存知ですか?(また動画でお知らせします)
他にも作曲家の名前ですぐに読めないかもしれない方は
「巽聖歌」「本居長世」「巌谷小波」「梁田貞」
「西條八十」「青木存義」「蕗谷虹児」いかがでしょうか?
(それぞれの読み方と主要作品もコラムに書きます)
まとめ
昔からある日本の歌のよさは「歌詞」の魅力が大きい。
こうして漢字も勉強できる。
また、四季折々を歌った曲も多いので
季節にも敏感になれ、七十二候や二十四節気も楽しめるのであります。
ますます古き良き日本の歌が愛おしく思えますね。
蓄音機、レコードプレーヤー、ステレオ
バッチリ音楽環境を整えました。楽しみが増えました♪