学校を卒業してすぐにアルバイトをした。
就職を決めてなかったので(当時の音大卒はそういう人が多かったのでは?)
遊ぶお金欲しさに☺️すぐにアルバイトを探しに行った。
(まあ、勉強も続けるために資金も必要でした)
そこで、私は「洋服が大好き!」なので
すぐに気に入ったブランドのお店に飛び込んだのです。
そうしたらすぐに採用。ちょうど一人辞めるから・・・とタイミングよく飛び込んだ様子。
その時の店長さんはその2年後ぐらいに急に他界されたけど
「ちゃんとした服のたたみ方」と
「洋服を勧めるコツ」の他に
大事なことを教えてくださった。
それはある日
「えりちゃん。あなたは黙っていると顔が怖い。
それじゃあお客さんが店に入りにくいよ」
「怒っているような顔に見えるからちょっとにこっとした顔でいられないかな?」
と言われた。
ああ、たしかにそうかも。わたしの顔はこわいかも。
「せっかくかわいい顔しているのに・・・」と店長は
ほめることも忘れずに付け加えての注意。
鏡を見て、なるほどなあ、と納得。
ものすごく作った笑顔は必要ではないけれど
少しだけ微笑むように口角を上げるといいかもしれない。
でも若い私は、そういうことを言われると素直に受け止められず
プンプンと怒ってみたりして。
家に帰って冷静に考えて
客観的に見てそうなんだったら気をつけないといけないな、と思った。
今でもそのときのことを思い出す。
店長さんはその後事故で亡くなってしまった。
短いお付き合いだったけどいっぱいアドバイスをいただいた。
それは今仕事で生かせてますよ。ありがとう。
たまにやっぱりこわい顔になる。にこっと口角上げて。歌うと自然に口がそうなるからいいですね。
ん?こわい顔して歌っているかも?それならばたまには鏡をみてみよう。歌いながら。
それから、目を瞑ると自分の口角がどうなるか?意識して引き上げるとその感覚がわかりますよ。
ぜひおためしくださいね。