岡山市南区築港南町にある岡山ろうさい病院
ご縁があって三度、ロビーコンサートや2階のリハビリセンターで歌わせていただきました。一人で歌う他に、ウクレレのチームのみなさんにも一緒に演奏していただき、ご入院、御通院のみなさんに楽しんでいただけたと思います。
入院はご本人にも付き添われるご家族にも日常生活と違った時間を過ごすようになるため、生の音楽を聴く機会はおろか、心にも重たいことが多いです。
私も家族に付き添っていた時に季節が変わったことに気がつかず(中は一定の温度で保たれているので)、給湯器や休憩できるスペースにそっと生けられたお花と季節の小物で「ああ、夏が終わったんだな・・・」と思ったものです。
ろうさい病院さんからコンサートのご依頼をいただいて、リクエストもどっさりいただいてステージを担当しました。ウクレレのみなさんは岡山市の芳田公民館のクラブ「ウクレレ弾いてみま専科」というクラブのみなさんで亡き父の音楽仲間のみなさんです。
また機会がありましたら(今は難しいけれど)ぜひご一緒にお願いします。

非常にみなさんに集中して聴いていただいて、私は緊張しました。言葉のひとつひとつをメロディーにのせて大事にお伝えするような気持ちで歌いました。
涙を流しながら聴いてくださる方も多く、こちらも心にじんときながらの演奏でした。
この場所でこういった演奏の機会をお与えくださった岡山ろうさい病院のスタッフの皆様にも感謝しております。

終わってから出演者で記念撮影(ウクレレのみなさんには写真掲載のことをお願いして許可をいただいています。ずっと前ですが・・・・)院長先生もコンサートでもご挨拶をいただき、終演後はこうして出演者と記念撮影に応じてくださいました。ろうさい病院さんは駐車場がとても広いのとバスが病院内に乗り入れになっている(停留場が構内にあります)ので通院患者さん、患者さんのご家族も便利だと思います。
この後2度コンサートを担当させていただきましたので写真をまたアップいたします。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。