「喫茶東京で歌声喫茶」(リビング新聞カルチャー倶楽部)という講座ををスタートさせていただいたのは夏だった。 


出会いは突然の一本の電話から。

今も大変お世話になっているリビング新聞カルチャー(現在は新聞はさりおさんと名前がかわりました)のkさん(禁酒会館のギャラリーのお世話もされている)から突然携帯にお電話をいただいた。
電話が鳴ったちょうどそのとき、田町(岡山市北区)にお稽古場を数人でシェアしていてる部屋に向かっていて、リビングさんの会社も近くて、すぐにお目にかかることに。
ちょうど田町から歩いてすぐの会社にうかがって教室の講師のお話をいただいてすぐに「喫茶東京さんで開催させてもらえたらいいのでは?」とまたすぐに一緒に行ってくださり「喫茶東京」さんで社長さんにお目にかかった。

そうして数ヶ月後に講座がスタート。

講座を作った当初は数人の生徒さんからスタートし、しばらくはあまり人が増えずで。
でも最高の雰囲気を持った喫茶店の二階のフロアで美味しいコーヒーをいただきながらの講座。だんだん受講生が増えてきてみんなで楽しく歌っていた。
とにかく場所と社長さんをはじめとしたお店のみなさんのおもてなしが素晴らしかった。大切なことをたくさん教えてもらったと思う。

だけど、ある時いきなり営業できなくなるという話を聞いて困った。これ以上のところはないからである。
それでも講座を続けていくためにはなんとかしないといけないので、少し前にライブなどで何度か訪れていた「禁酒会館」を思い出し、リビングのkさんが交渉に行ってくださって、またまたこちらで素晴らしい管理人さんにもめぐりあえて現在に至る。こちらでもたくさん助けていただいて、短い期間だったけど三階の屋根裏部屋をお借りしたり、自分でも二階の集会室を借りてイベントを行ったり、と
今では生活の中で大事な場所になっている。

だけど、今年は2月から数ヶ月、しばらく行けなかった。その間に一度だけお電話したらお元気そうな管理人さんの声が聞けた。
こんなにあの場所へ行かない生活もないのでなんだか・・・・・・・・と、寂しく感じました。

写真を使って喫茶東京さんの動画を作ってみました。
今、この田町には建物もお店もそのままあります。ただ、中がかなり違う飲食店になっています。

現在は丸の内の禁酒会館で講座を再開しています。

合唱講座も再開しており、気をつけながら歌っています。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。