私の合唱プロフィールや合唱団で練習している曲などをお知らせします。

合唱との出会いは通っていた小学校。岡山市立鹿田小学校の合唱団に小三で入団して伴奏を担当しながら自分もアルトとメゾパートで歌う。合唱団はとても厳しい練習で有名でコンクールやレコード録音など数々の演奏の機会があり、とても良い経験をさせていただきました。
そのまま合唱の伴奏などを続け、高校では音楽科へ進み合唱を楽しみ、大学では教育音楽学科で合唱をみっちりと学ぶ。
卒業後、33歳頃から指揮法をあらためて勉強し直し宗教曲を中心に指揮と歌うことを学ぶ。
卒業してからは地元へ帰り、すぐにママさんコーラスの指導からスタートして現在は「第九」の合唱指揮やいくつかの合唱団の指導を担当。また、オケ付きの合唱やミュージカル、オペラなどでも副指揮・合唱指揮・合唱指導を担当。

現在合唱団で(いくつかあるのですが)練習している曲は
女声の場合は、「群青」「ほらね、」などや最近の合唱曲組曲。懐かしい日本の合唱曲(高田三郎や中田喜直など)、日本の名曲をア・カペラアレンジしたもの。クラシックの名曲を日本人がアレンジしたものニューミュージックを編曲したものなど。ポップスや歌謡曲も時々入れます。また、ラテン語の曲も少しやります。
混声合唱は「ベートーヴェン 作曲第九交響曲」「群青」「ほらね、」や千原英喜作品など。

ひょっとしたらよその団よりも同時に練習する曲数は多いかもしれません。なるべく同時にいろんなジャンルのものを歌っていただくようにしています。ピアノの学習で四期(バロック、古典、ロマン派、印象派や近代現代)を同時に学ぶのと同じ考え方です。
いま柱になる曲、というのは決めておいてそれを中心にさまざまな曲の経過をちりばめる方法です。


丁寧にレッスンしますが、自主性にまかせている部分もありますから自宅練習をちょっと重視しているのでそのサポートはしています。だからすごく集中して稽古が行われ、みなさんの集中力もすごくて達成感があると思います。特にコロナ禍になってからは練習が能率的に進むように音源を配布したり積極的に便利な方法を取り入れています。


声に対しては、ひとつに美しく揃えるのはもちろん素敵なことだと思うけど顔が違うように声も違うのでせっかくその個性が揃ってうたうわけなので、整えることはしますが不揃いの良さを引き出したいと思っています。
でも、音程やソルフェージュ、技術的な部分には厳しい。

それから練習中に個人攻撃はしません。よって、みんながいる場で一人ずつ歌うようなことはありません。厳しくそうやって練習するのも一つの方法だと思いますがまず楽しいこと、きちんと揃ったときの充実感を大事に思っています。
コンクールなどには出ませんのであくまでも楽しむための合唱団作りを心がけています。

以上、私の担当の合唱の指導方針です。
それから、ほとんどの場合は私がピアノを弾きながらの指導をしています。どういう風に歌って欲しいかをきちんと音で示すことを大事にしている。

また、何かに出演する時は指揮をするのでピアノ伴奏は他の方にお願いすることもありますし、弾き振りの時もあります。
それから岡山大学グリークラブ(混声合唱団)の学生指揮者の指揮の指導を15〜6年続けています。学生たちが選んだ新しい合唱曲や青春時代の素晴らしさを感じながら稽古に通うのがとても楽しみです。

発表の機会は依頼演奏、合唱関係のフェスや野外コンサート、ボランティア(病院)演奏などを設けるときもありますが自由参加です。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。