かなり前にジャズピアニストの秋吉敏子さんの番組を見ていた。
ピアノを練習する前に彼女独自の手の体操のようなことをされていた。

学生時代にも合唱の授業がいくつかあったのだが、
先生は歌う前にするといい体操や発声を丁寧に教えてくださった。

尊敬するある先生がコンサートの楽屋で念入りに体操をされていた。

若い頃はそれをチラッと真似はしながらも
真剣には自分のこととして考えてなかった。
元気で勢いがあるので丁寧に自分をケアするようなことは
必要と捉えてなかったのだろう。

年齢が重なるにつれて
体が、元気なふりをしているけれど加齢には抗えない
少しずつの変化をきっちり感じている。
だからこそ
伝えられることがあると思う。

そしてそれに加えて若かった時にわからなかった音楽的なことが
「ああ、そうだったのか」と深く感動したり腑に落ちることがある。

秋から(10月から)
・「毎日の声トレ」シリーズ
・「もう一度ピアノレッスン」
今からのあなたと私。
心と体の変化に目を背けないで
それでも音楽を生涯の友として生活の一部にしていく、
上手になっていく。楽しみながら。
どうぞご一緒に。

新講座だけではなく今までの講座・レッスンも少し変化させます。
講座タイトルも徐々に変わっていきます。
より内容を充実させて進みます。(厳しくです・・・)よろしくお願いします。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪
合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やコンサート活動など、音楽を目一杯楽しんでいます。
歌の伴奏が好き。日本リードオルガン協会会員。