今朝のつぶやき

コロナの副反応から起き上がっていくつか書いたブログが消えてしまったのですが

そうか、ちゃんとバックアップをとる、というか、下書きを他のところでしておいて貼り付ければ良いのだな、と今更ながら思う。遅いのだ。

朝から蝉の声が元気よく響く。私たちは元気よく大声を出せる環境にはないけれど、家では出せる人もいるでしょう。しかし、「笑顔」や「笑い」にはやっぱり「声」が必要なんだな・・・

昨日の地元紙(山陽新聞さん)の読者投稿欄に書いてあったこと。

谷村新司さんの2年ぶりのコンサート。検温や消毒はもちろんのこと「マスクをして声を出さない」ことを約束しての開催。実はコンサートというのは「声援を送る」「一緒にいる人とその感動を分かち合う言葉を発する」「一緒に歌う」ということも含めて、好きなアーティストの歌を聴いて完結するのかもしれない。

それで、なんとなく寂しいなという思いでコンサートの最後、アンコールで谷村さんが「今は制約が多くて大変だけれど、心は自由。高く飛び立とう」というようなことを言われたらしく、そこでその言葉に感動されたらしい。

制約が多いと苦しい。この1年半ほどで私たちの心は狭いところにぎゅうぎゅうと押さえつけられて詰め込まれている。それもそのぎゅうぎゅうの加減はそれぞれの置かれている状況によって違う。

でも家にいる時も家族がいると気をつけないといけないことは確かだけど、どうか心までガチガチになる手前で上手に緩める方法を見つけて欲しい。本当なら「友人に会う」とか「食事に行って美味しいものを食べてしゃべって発散する」のがいいのでしょうが、そうではない何かを見つけてみたいものだ。家でできる楽しいこと。

ちなみに音楽をする、歌う、楽器、なんでもいいので少しやってみることや、手作業は少し助けになるのかもしれないと思っている。

自分が思うよりずっと心がくたびれているかもしれないですね・・・でも生きていかないといけないからなんとか小さな楽しみを見つけて重ねていきたいなあ。

私ももちろん模索中ですが、ピアノを弾くとスッとするし、歌も。

アコーディオンはもう体力的に無理になったので、やっぱり軽いウクレレで「ブルーハワイ」や「好きにならずにいられない」などを英語で歌うのが今年の夏の目標です。

「ブルーハワイ」はなんとなく歌ってたけれどちゃんと楽譜を見ると半音の絶妙なフラフラ感が難しいね。

ウクレレは2年教室に通ったのですが、何にもおぼえてない・・・・・でも、やってみると少しずつ思い出すような感じでしょうか。

ハワイで海沿いのホテルのそばに立ってウクレレを奏でながら歌っていた人たちの声や表情、そして大きな体が思い出されます。もう30年近く前ですが緩やかで気持ちの良いあの夕方。

あの時間が目標です!

ふと思い出すあのとき、あの時間。思い出したらその前後のこともゆっくり思い出しながら夏の夕べを楽しもうと思う。コロナなど想像したこともなかったあの頃の素敵な思い出を。

今日から仕事再開です。でも、いつまで集まれるかわからないし感染が心配です。一回一回を大事にします。今まで以上に。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。