コロナの影響は大きい。
一番気になるのはご高齢の方が「もう教室へは行くことができない。歩いていくのが無理になりました」という連絡をくださることが多くなったことだ。その年齢にわたしはまだなっていないからわからないこともあるけど、同じ敷地内に住んでいる家族の様子をみているのでなんとなくはわかる。

今までぎりぎりの状態だったけど、なんとか行くことができたところも、今回のことで生活が少し制限されたことによって行けなくなった。もしくはもう行く気力ない・・・・・という方は多いと思う。
感染が心配なのでまだ出られない、というのとは違う深刻さを感じる。
そしていま感染が多い不安。岡山はかなり深刻。

高齢になればなるほど心配な健康のこと。特に「声を出すこと」はとても大事なので、歌いに出て来られなくても家でやってほしいと思う。
テレビに向かって答えたらいいので、とにかく声を出してほしい。飲み込む力に直結しているので。

だから、教室で作っているプリントをもらった人は、それはわたしが作ったものなのでいくらコピーしてもいいので
元気ない人がいたらコピーして差し上げてください。やらないよりはぜったいいいから。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。