合唱活動における飛沫実証実験速報が出ています。

日本語とドイツ語とでは予想通り、飛沫の飛ぶ距離がドイツ語の方がより遠くに飛ぶそうです。

それから、マウスシールドや下部の開放が広いマスクは、特にドイツ語での飛沫抑制効果に課題を残す
ということで、まだまだ第九はこわいですね。
また、私もいくつかの下側の開放が広いマスクについてはおすすめしていますが(息が楽なので)
ひと工夫していただくようにおすすめしています。特にマウスシールドは「目をまもる」ために必要であるのと、歌う場合は下の方にやっぱり布でガードするようにお願いしています。
下側の開放が広いマスクの使用についても油断できませんね。

どうしてマスクを売り出してからかなり経って今頃検証するのか意味がわかりません。最初に出てから2ヶ月は経っています。
売り出したのが合唱団やドレスの会社であるから合唱連盟とは直接関係ない(合唱連盟は趣味で合唱をする人の団の集まりだから)のかもしれませんが、それでも購入する人が多く、実際にもう使用して合唱練習に使っているのに今頃実験するのは遅すぎると思うのです。

とにかく油断はできない。最近ちょっと慣れてしまってゆるくなっているので今一度ひきしめないといけないように思います。

距離をとること、一度に多くの人で集まらないこと、ガードできることは可能な限りやることが必要ですね。ファイト!

やはりこれまで通りに三密空間を避けて換気を図ること。
近くにいる人の顔に向けて飛沫を飛ばさないこと。
手を洗う、使ったところのアルコール消毒をするといった基本的な対策を続けることが大事
とのことです。合唱連盟のガイドラインの7/11の文には「屋内の人が密集した環境において空気感染の可能性が除外できない集団感染事例が報告されている」とあり、やっぱり距離と換気が重要だということだと思います。

もうそろそろいいだろう・・・・ではすまされないこともあります。今まで以上に気をつけていきたいと思います。でも田舎は距離がとれるし、窓も開けてよいところがほとんどだし、今は私の講座は空いているので少し安心。ありがたいなあ、とつくづく思います。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。