佐伯チズさんは美容家で、一番有名なのは「コットンパック」だと思います。
あとはクレンジングについてかなり細かく言われてたかな。本も買いました。

彼女の一押しは「化粧水」しかも、高価なものでなくてよいから、求めやすいものをしっかり使うとよいことを言われていたのと、アイメイクなどの落とし方も丁寧に図示(画像)されていて、一応守っている。10年以上。

私はお化粧をとると肌にはシミが多く、きれいとは言い難い。それは18〜22歳ぐらいの「とにかく焼く。日焼けは美しい、かっこいい」という思い込みと、実際にとにかく海に行き、紫外線に肌を進んでさらしていたから。
「きっと後悔する」と言われたけど、世の中全体も「黒く焼くのはおしゃれ」な風潮だったのでしっかり焼いた。だからそのときに培った(笑)メラニンのなんとかで、今も影響は大きい。
それでもシミはあっても丁寧にクレンジングすることだけはしているのでそれはそれでよいのだろう。

娘たちも一緒にコットン一枚を二枚にわけて、目の下、おでこ、頬とせっせとパックしてきた。

佐伯さんが数ヶ月前に病気を告白された時の動画を観て泣いた。それは彼女が病気になってその症状が画面から見てわかるからではなくって、話の内容の中に「忙しくしすぎてはだめ」というようなくだりがあったからだ。「馬車馬のように働いてきた、働きすぎ、自分の健康、元気あってのこと・・・」「もっと自分を大切にね、自分らしくなるのよ・・・」と言って泣かれてて、私も泣きました。

そこで自分のことを振り返り、とにかく寝る前にストレスと疲れで心臓がバクバクして寝られなくて、いつも短い睡眠でつらかった。それでも、いろいろと持ちかけられる難しい話、無理なこと・・・・このまま朝起きたら死んでるかもしれないと思う日が何回かあった。でも、死んでない。よかった❤️

体はひとつしかない。フリーランスの音楽家はとても厳しい。
なんのために働くのか(まあ、生活するためなのですが)?それでいいのか?このままでいいのか?
そう考え始めていた矢先に「ゆっくり」休めた。

佐伯さんの必死な訴えの動画、心に刺さったけど、やっぱり今は76歳でのさよならはちょっと早い。
さよならはつらいけど、肌の手入れはなんとか続けたいです。あきらめないで。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。