こんなことを書いてもしょうがないのかもしれませんが
練習のヒントになれば。

例えば、スクリャービンのプレリュードNo.10は1ぺージの短さです。
だけれど和音がスパッと割り切れるような音ではないので
さっさとおぼえられない。

スマホで片手を弾いて録音して音チェック。
すぐには弾けるのです。片手であれば。
でも、なかなか自然に手は動かないし、おぼえられない。
観て初見ですぐ弾ける人の落とし穴は
「その次におぼえていない」ことではないかしら?
私はさっと弾けるけれどおぼえていない。
だから結果的に私の中には何も残らない。
緊急で伴奏をするときなどは大変役に立ちます。
でも、きちんと自分の中に落とし込む場合、かなり難しい。

だからやっぱり回数を弾くこと、計画的におぼえていくことをしないと
いつまで経ってもふわふわと弾くだけで終わってしまう。

今日はスマホでとった片手の音源を聴きながら
もう片方の手で弾く。
マイナスワンってやつを自分で作って練習する感じでしょうか。
やっぱり録音すると、間違っているかどうかが確認できる。

それからリズムや速さも自分で確認できる。
自分ではできていると思っても、聴いてみると妙な時がある。
録音はとてもいいパートナーになると思います。

おやすみなさい。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。