朝起きて今日はまずお仏壇のお水を新しくしてお線香をあげて、コロナのことも知らない東北であった震災のことも知らない夫に近況を伝える。なるべくお線香の火が消えるまではその部屋にいることにしている。今は。
休みだとやはり時間の余裕があるのでできることかもしれない。

深夜に大学生からLINEが。今後のスケジュールについてだ。
学生の合唱団はこのコロナ禍で本当に大変だと思う。が、彼らなりに工夫して頑張っている。
前のように毎月レッスンにはいけないけれど
「次いつ来られるかわからないからその時間内で最大限のことをしよう」という想いと
指揮者たちの心労をできればケアしたい。しかし、相談に乗る事はできるけれど
一緒にご飯を食べながらっていうことができなくて、それは残念。
自分が若い頃に年上の人たちにしてもらったように、奢りたい(笑)。
しかし今はできないのでいかに一回のレッスンでできることを精一杯やるか、ということを
大事にするほかはないし、先生が予習をちゃんとやる。曲集の楽譜に何度目を通し、何度ピアノを叩いて
音を確認し、詩を読み込むこと。
それしかできない。
でも、それって自分の実力もアップできるので私にとってはいいことです。

自分が学生だった頃のことを考えると、今の彼らの合唱に対する熱意は素晴らしいと思う。
そして吸収する力もね。それは見習うべきです。

よ〜し、今日も頑張って音楽やろう!

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。