寝ている部屋の出窓のカーテンを開けた。5時に目が覚めて。
昨年の今頃は全く眠れなくて、この朝日が昇る様子を見てから眠っていた。すごく急な山を登っていたのに急に崖が現れて前に進めなくなった体。
でも今日は違う。昨夜くたくたになって心地よい疲れで早めに布団に入り、目覚ましのアラーム関係なしに自然に目が覚めて、そしてこんなに色が変わっていく美しい空を見ながら安心な気持ち(まあ、まだ状況は厳しいですが昨年の今よりは心がまし)に浸ることができて、夢のようです。
昨年の今日の私に向かって「なんとかなるから」と言ってやりたい。でもなんとかなるというか「慣れるから・・・・あなたもみんなも」ということで、まだ全然安全ではないし、先もわからない。でも、昨年のように「身動き取れない」「人に全く会えない」ということではないので今はこれでも非常に過ごしやすくなった。

5時台、美しい空の色に背中を押されながら昨夜しないで眠ってしまった家事などをして仕事へ向かおう。さて、何を聴こうかな〜〜〜。やっぱり朝はバロックかな。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。