今は夜中です。なぜか無性に「淡谷のり子」さんの歌が聴きたくなり、Apple Musicで検索して次々と聞いています。夜中ですのでイヤホンをつけて。しかし、耳の中に差し込む形だと心配なので骨伝導でしかもなんとなく真剣な感じではなく緩やかに耳の上につけてほんのりとした音で聴いています。

学生時代に単発のアルバイトの帰りに歩道橋に上がり、行き交う車や夜景を見ながら入手したてのウォークマンをイヤホンで聴いた時の感動は今でも忘れることができません。景色と音楽がマッチしてなんとも言えない気持ちになりました。まるで映画のワンシーンにいるような。

その時聴いていたのはディスコミュージックでした。クラシックはそういう時は聞かなかった。そして、日本の流行りの歌もなんとなく格好悪いような気がしていました。

音楽には本当にいろんなジャンルがあり、演歌以外はほとんど自分でも歌うし、弾くし、聴くことが多いです。

今はその多くのジャンルの間を彷徨っている感じなのですが、基本はクラシック。しかし、クラシックにも色々あります。

ピアノのソロ。声楽(これもコンコーネからイタリア、ドイツなどなど)、オペラの名曲、合唱も日本の古いもの、現代のもの、宗教曲、外国の合唱曲。もうやりたいことがいっぱいありすぎて、結局多くはできないかもしれないけれど自分がしたいことはノートに書いて、できるところからやっていく。

聴くのだって、チックコリアが亡くなったと聞けば彼の演奏も久々に聴きたいし、ジャズもクラシックも昔の洋楽、そうわたしはイーグルスとかエリッククラプトンとか好きだったので、そういう慣れた曲も聴きたいし、今のビリー・アイリッシュだって聴きたい。

もういくら時間があっても足らない。

この間ちょっと車で行くと「山田耕筰ゆかりの地」という碑のようなものも見つけた。遠くないところに竹久夢二の生家もある、美術館も。そして、門田屋敷にも歌にまつわる色々があるから行きたいし。県外に行けるようになったら歌にまつわる名所旧跡を回りたい。

合唱の編曲もしたいし(もちろん少しずつ書いている)、生活のための音楽もやらないといけない、作曲もしたい、録音も動画撮影も!と、音楽以外のことはなかなかすることができない感じです。

だけど音楽と食ってつながっている気がするので、美味しいものも食べたい。と

とにかく毎日がそんなことで頭がいっぱいです。

もうそうなると、小学生みたいに時間割を作るのがいいのかな?ということに考えがまとまったりしています。規則正しく、学んでいく方がいいと思う。

おやすみなさい。

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この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。