第三水曜日。山陽新聞カルチャーの本部教室へ。いつもこの講座から二週間、同じ内容で1クールが始まる。
「歌わない音楽講座」改め「だいすきクラシック」だ。感染の数字と部屋の大きさと人数となどを考えてさじ加減をはかりながら講座を進める。もちろん「歌って健康いきいきライフ」という講座には間違いないけど、前のようにたくさんはやっぱり歌えない。
だから内容を「歌わなくても楽しかった」というものにしたいから教材をつくるのには力を入れる。
でもこれって「すごくよかったかも!」と思う部分もある。
古関裕而さんが6月までのエールの中でだんだん曲ができてきて、そのあたりの年が1931年で、それは昭和の6年でどんな曲が小学校で歌われてたか?など調べるといろいろ繋がっていて楽しいのだ。
昨日ご紹介した楽譜の中の「日本唱歌名曲集」や「日本抒情歌全集」などでよく名前を見る編者の「長田暁二」(おさだぎょうじ)さんも調べてみるとなんと岡山県笠岡市の出身でびっくり。この人の功績は非常に大きい。
推薦文は中田喜直さんが書いていて「日本の唱歌・童謡の録音に関しては第一人者であり最大のプロデューサー、ディレクターであることには間違いない」と。なんか誇らしい❤️

スマートウォッチが欲しくて(歩数とか眠りを管理する)思ったものより少し小ぶりなものを買ったけど、もうひとつだった。これは安物買いのなんとかで大失敗。でも時間がわかるので使う。あとは歩数はまあまあ正確だけど動きが全然足らないという「予想通り」の結果。夜に足らない分を踏み台昇降で解決することにしようかな。
とにかく人間は数ヶ月じっとしていたら体力がぐんと落ちる。実感中。動いては仮眠、動いては休憩、というかんじです。
でも、仕事は楽しいのでやっぱりありがたいです。人に会うとホッとする。

シネマクレール存続プロジェクトにやっと支援金を(わたしも相当まずいのですが)振り込む手続きを終了したら、私は999人目だった!そしてそのあとまたすぐにどなたかが振り込まれて、1000人になって、なんか感動した。じぶんが大事に思っている場所がこうしてしばらく残ることができるだろう、きっと、という状態になったことにすごい喜びをおぼえます。すごいすごい。やっぱり文化の灯は消してはならないです。たとえ得体のしれないこのような緊急なことになっても、生きていくためには食べ物と空気と水だけじゃなくてやっぱり文化芸術が必要だから。

音楽もですよ・・・・・・ホールやカルチャークラブや音楽家たち等が倒れてしまわないように祈っています。

もちろんわたしも・・・

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。