【日々のこと】2021年8月19日(木)

強い雨の朝。

仕事が終わってから急いで帰る。

ゆっくりと遅い昼食をとってから仮眠。長く寝過ぎてしまい、ハッと起きてピアノ室へ。

今日は仕事で結構ピアノも弾いたのですが、やっぱり夜弾かないと気持ちがスッキリしない。

その後、用事を済ませてから家事をしながらじっくりとピアノ曲を聴く。

ピアノは誰が弾いても同じではなくて、音は誰でも出せるけれど演奏は全然違う。もちろん音も違う。

昔は長い間聞いていたポリーニのショパンのエチュードがなんとなくいまだに染み付いているけれど、他の演奏者のものをたくさん聴ける今日、色々聞いて楽しむ。発見も多い。

歌は声そのものがまずそれぞれに全然違う。それに、一つの曲を色々なシンガーで聴き比べるとこれも面白い。

好きな声はいくつもあって、どれも聴くたびにああ、と心がほっとする。

しかし、よく考えると子供たちが幼くて少しの仕事をするのがやっとで演奏会に行けない時は、生徒さんのピアノで癒されていた。だって、一番近くできく生演奏。

生演奏は本当に心に沁みる。

今だってそう。

演奏会でも、レッスンでもとにかく生演奏を聴く機会が愛おしい。

この本当に便利になった世の中で、スポーツや音楽、芸術、コツコツと自分の体と時間をかけてする作業はとても原始的で素晴らしい。

寝る前に、
夕方にどなたからかいただいたいちじく。箱にぎっしりと入ったいちじくを洗ってカットしてほとんどを冷凍しました。
大事にいただきますね。ところでどなただったのだろう?

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。