今日の仕事はもうかなり前に休みにすることが決まっていました。
それで、家にいるのでやってたことは、とにかく相談と連絡です。

岡山に緊急事態宣言が出て一気に雰囲気が変わってきました。
いえいえそれでも普通通りよーとおっしゃる方もおられるかと思いますが、
私はこう考えます。

今回、この宣言が出る直前にまん延防止の通達がありましたね。それよりも前の時点で岡山県の数字を見るとかなりまずいような気がしていましたし、具体的には書けないけれど実際にご家族が感染した、という友人などから連絡が入りました。
ひたひたと忍び寄ってくる感じと、岡山県の医療が今ちょっと大変なことを
そのご家族の感染によって自宅療養しかない様子を教えていただき、よくわかりました。

これはやはり「不要不急」というのがどこまでかは分かりませんが、例えば、会社勤めでテレワークに移行していない人が自分の意思で勝手に「怖いから休みます」というわけにはいきませんね。
普通に社会は動いている。病院の人も休めない。医療従事者、臨床検査技師、放射線技師、救命救急の人たち、保健所の人、公務員、保育士、福祉の関係の人、水道、電気、ガス、郵便、通信全般。金融関係。警察と消防の人。葬儀関係者、清掃業、薬剤関係·····その他、自分の都合では勝手に休めない。もちろんカルチャー教室勤務なども含まれます。いろんな方が来られ、受付をしたり時には現金のやり取り、教室の消毒、机や椅子の移動など、危険はあっても休めません。辞めるしかないですよね。行かないためには。

私はフリーランスで、飲食店が大きくこのコロナ禍における営業へのプッシュが大きくて損害が大きいとされていますが、音楽関係もかなり深く影響を受けていて、その一人です。
でも、フリーだからこそ「休みやすい」わけで
皆さんをお守りするのは「休むこと」であるなら
それはとても簡単なことだから休めばいいと考えています。

「歌いにいく」「何かを習いにいく」「コンサートに行く」などはどんなに「私たちに芸術や文化は必要だ」とは言っても、行かなくても誰にも咎められません。

今回、自分の私的な講座や公の施設での仕事などはすんなりと早めに閉めることができましたが、すぐにそうはできないところもあり、やっぱりそちらも大変なのだろうなと思いました。

生徒さんを守る、生徒さんを守ることはご家族もお守りできる。
どんなに「教室はそんなに危険ではない、ただ勉強するだけ」と言われても
家にいることが安全なら、しばらくゆっくりすればいい。休めるなら休めばいい、と考えます。
まん延防止なんとかではもう一つ弱く、緊急事態宣言できちんと休めて良かったと思います。

出掛けられなくてつまらない、とか自由じゃない、という意見もあるかもしれないけれど
出掛けなくてもなんとかなるなら、無理に働きに出なくていいならそれならそれでいい。
たちまち生活に困窮している人もいるかと思いますが
そんな心配もないなら
今しばらく家で過ごす。

16日のライブ、22日のライブをお楽しみに💓どちらも20時からです。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。