音楽コラム【ソルフェージュの力アップ】こんな聴き方をすればレッスンを受けるのと同じぐらいソルフェージュの力がつく オーケストラや合唱やバンドの聴き方(前編)

バンドのコピー 一つの楽器の音を聴き分けていく 耳コピーの力

遠い昔のことですがある人が「ポリス(バンド)の曲のベースの音をコピーしたいんだけどどうしてもわからないところがあるので手伝ってくれない?」と言うので、一緒に何度も聴いて音を書いていきました。

私のベースです

バンドでは「オリジナルの楽曲」を演奏する場合と「好きな曲をコピーする」コピーバンドとがあります。もちろんどちらもやる場合もあると思います。
私も当時はバンドに入っていてライブハウスでライブに出たりしたこともあって、新宿のライブハウスでライブ後に打ち上げして終電を逃ししょうがないので朝まで喫茶店にいたこともあります。興奮してずっとみんなで喋って。若いからちょっとぐらい寝なくてもなんともない時代でした。

そのときはオリジナル曲を演奏しましたが、途中から入ったので前のキーボードの人の録音を聴いてやっぱり書き取って真似して弾きました。
女子だけのバンドで、バイト先で知り合った美大生と会社員・・・・あとはおぼえてない・・・でも、年齢が同じような感じの女子でした。
夜中にスタジオで練習して、また朝までドーナツ屋さんでドーナツ一つとコーヒーおかわり自由に喜びながら音楽の話をするわけです。

バンドは「耳コピ命!」なんですね。
今はバンドも譜面が発売されているけど、買うにはかなり高価で使いにくい感じがします。

オーケストラの曲も聴き方によってはソルフェージュ力アップの訓練に

ソルフェージュ※の訓練は「楽譜を見て弾いたり歌ったり」してするといいのはもちろんですが、オーケストラの演奏や合唱の演奏を聴きながらトレーニングできると思います。

あなたはオーケストラの中の楽器ではどの楽器がお好きですか?
私はオーボエの音が好きです。オーボエの音色はとても素敵ですが、リードを自分で削って作らないといけない。
オーケストラの中の楽器はポンと押したり、フッと吹いたら簡単に音が出るわけではないものですが、その中でも一番管理が大変なのじゃないかしら?

まずは自分自身が好きな楽器から。時間を見つけてこういう聴き方をします。
ミニスコアなどを購入して「楽器」のどれか一つを決めて
楽譜(スコアは総譜で全部の楽器の音が一度に書かれています)の中から
そのパートの部分を見つける。そして音源を聴きながらずっとその楽器の音を楽譜で追います。

耳は音を聴く、目は楽譜を追うのです。でも音符は読まなくていいんです。だいたいどのあたりを走っているかな?程度で。
これは慣れないと聞き取り難かったり(ほかの楽器の音が多いですものね)
楽譜についていけないこともあるかもしれませんが何度かやっていると聞き取れるようになれます。

できれば長い曲ではなく、短い曲からがおすすめです。わかりやすいものからどうでしょうか?
楽器によっては「あれ?」とすぐに読めない「ト音記号」や「へ音記号」じゃない譜表のものなどもありますし
書いてある音と鳴ってる音が違うものもあります。「B(ベー)菅」などという言葉は聴いたことがありますか?

もちろん、楽譜なしでその音だけを聴きとるのもいいでしょうが、オケの場合はピアノと違って各楽器がずっと音を出しているわけけではないので見失う(聴き失う?)こともあるので楽譜は地図のような役割もしてくれるので便利です。
いや、楽譜は苦手だから・・・・読めないし・・・と言う場合も、この際だからちょっと楽譜の勉強してみませんか?小さい頃読めなかった人も大人になってからの方が理解力が高くなっているし「苦手」と思い込んでいる場合もある。楽譜の流れだけでも感覚でわかると何かと便利だし、趣味として音楽を続ける場合読めると非常に便利です。

おっと忘れていました。
「ソルフェージュ」とはなんぞや?なんとなくわかるようなわからないような感じでしょう?
ソルフェージュ(フランス語: solfège)とは西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のことである。
この基礎訓練を積むことによってより音楽が確かなものになると思います。

●聴音・・・・・ピアノの音を聴き取って楽譜に書いたり、弾いたりする力
●視唱・・・・・楽譜を見てメロディーを声に出して歌う。弾く楽器の場合もやっぱり歌えると
        楽器の演奏の力がアップします。
●楽典・・・・・音楽に関するきまりごとや
        楽譜の中に書いてあることがすべてわかる、書けるように学ぶ

これらの訓練の細かい内容についてもコラムでお知らせします。
ちなみにわたしはソルフェージュが大好きです。きちんとやったら必ず効果が出る訓練です。

後編へ続く

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