【音楽コラム】これから合唱はどうなる?合唱で収入を得ている人の働き方は?

1、2月は多くの講座や合唱団は休みにしました。そしてまた今も休みですが、ある合唱団では
「こんなに長い間みんなと会わない日々はなかったので非常につらいね」という意見が出ています。
「歌えなくてもいいから顔だけでもみたいね、寂しいね」という電話がかかって来ました。
そうしてみると合唱の活動というのは生活の一部になっているのだな、とつくづく普通に歌えていた時や何度も演奏会を開いた頃がどんなに幸せだったか、と思います。
その時は苦しかったこともありますが無理してでも開催してよかったなと思っています。

これから日本に限らず、世界中の合唱活動がどうなっていくのかわかりませんがこのコロナのことで活動が自粛になってから、合唱関係者が感じていることは

・合唱練習や講座などで家から定期的に出るリズムが崩れる。

・合唱の黄金期に青春時代を生きた多くの高齢者が、合唱界を続けられなくなる。

・合唱人口は大きく減少。全体に縮小されてしまう。(そうでなくても合唱を楽しむ人は少なかった)

・合唱以外の楽しさに魅力を感じている合唱団員は合唱団を去る、合唱を諦めるかもしれない。

・合唱団員数・合唱団数・楽譜の売り上げが減少

・フリーランスの合唱指揮者・声楽家・ピアニストの経済的困窮が続く

・演奏水準の低下・演奏活動も停滞する。
 コンサートの観客動員力がさらに低下。

・小・中・高の合唱活動が難しくなる。

・働き方が変わり、仕事の帰りに合唱するという習慣も変わる。

など、長期化すればするほどそのダメージは大きくなり、大不況が起きると予想され、

さらに問題は深刻なものとなるのではないか?という予測がありました。

確かにいろいろと変わってくるし、すでに変わっていますがなんか悪い方へ考え過ぎかも。

前と同じ、にはできないかもしれないですが、合唱の「人と一緒に歌う」という行為をただ、それだけで考えていくと合唱活動が無くなることはないでしょう。
ただ今までのように、というのはやはり難しいのかしれません。

第九にしても「また必ず歌いたい」と思うけれどどうしたら良いか、果たしてもしもコロナのワクチンが行き渡って感染が抑えられたとして、人は集まってくれるのか?それか我慢していた分爆発する様に歌いたい気持ちが溢れて人も集まるか?ということは考えます。
これは長引けば長引くほど厳しいことなのでしょうね。

でも原点に戻って、「一緒に歌う嬉しさ」「声を合わせて歌う楽しさ」をもう一度心配なくできるようになってから考えたらいいのではないでしょうか?
個人的な意見で言うと、合唱指揮や指導をずっとしていますが、それで経済的にすごく潤った経験はあまりないです・・・・労働に見あった対価を得ていないのです。
これはこの地方においてだけかもしれないですね。
(しかし、心は潤います。もちろん)
だから「コロナで経済的困窮」している合唱指導者がいるとしたら、それはそろそろ違うことを増やしていった方がいいと思います。合唱だけに関わっていても先はあまり明るくない。音楽の中でももっとできることがあるのでシフトチェンジしていくことも考えた方がいいでしょう。

大事なことは、「音楽を続ける」
形は変わってもただひたすら「続ける」ことではないかと思う。音楽をやめないこと。目標となるイベント等がなくても日々自分のできることをしていくこと。長く音楽を続けてきた人は、2年や3年我慢して自分の実力をのばすため、維持するためのトレーニングや年齢や経験に関係なくもっと広く勉強していくことはなんでもないことだから。

そして、いざ!と言う時にいつでも飛び出せるように。

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