【音楽コラム】1年ちょっとオルガンを弾いてみて思うこと

コロナで仕事のスタイルが変わってできるようになった「オルガンを弾く」こと。
一年前は手探りで弾いていたので今見ると「うーー。もっと上手に今なら弾ける」と思うのです。

例えば「歌」や「声を出すこと」はその歌詞やそこにどういう感情を持つかで「息のスピード」や「量」を無意識のうちに変化させている。
楽器も同じ。となると、オルガン私の弾いている足踏みのオルガンの場合はその「足のペダル」に「感情」の部分がかかっているのです。
だから闇雲にペダルを踏めばいいのではないです。

電子オルガンの場合は「右足」にその役割がある。
ピアノはまたちょっと違うのです。足のペダルはもっと別の役割があるし、そこに「タッチ」とか「重さ」で表現を変えられるポイントがあります。
だから同じ曲でも弾く人によって全然音が違う。
同じ楽器を演奏しても弾く人によって色が、音が違う。そこまで聴き分けられるかどうかは個人差があると思いますが。

それで、私も一年オルガンに向かってみて思うのが

「コツコツと練習すればちょっとずつ上達する」という当たり前のことです。

このコロナ禍で飲食店のことにいつも話が向きますが、困っているのは飲食店だけではないでしょう。
もちろん音楽家の多くもかなり困っているはず。
でも、あと一年後に「必ず」少し状況が良くなっているか?と問われると、そこには明確な答えというものは出て来ません。
なんとか暮らしていくことを考えつつ、「一年あったらまた何かが上達するはず」とチラッと思う。

ちなみに他に私が弾けるようになりたいのは
「アコーディオン」「キム(タイの楽器)」「カホン」「ウクレレ」「鍵盤ハーモニカ」「ハーモニカ」「二胡」と「ジャズを歌う」「英語の歌を歌う」ことで、これは欲張りすぎるかもしれませんがきっと自然淘汰されることでしょう(😁)

やらないよりやってみて「ああ、難しい」と後悔する方が「やりたいことができなかった」と後悔するより良いかな、といつも思っています。とはいえ、ずっとわかっていてもそれができなかったのでこのコロナ禍は自分にとっては「チャンス!」でもあります。

white turntable on white wooden organizer with vinyl record sleeves
Photo by taylor hernandez on Unsplash

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