【コラム】天ぷらの衣のレシピ・・・・レッスンの極意

少し前の「情熱大陸」で銀座の「天ぷら 近藤」の近藤文夫さんが出演されていて、見逃し配信も含め三度ほど観た(オタク体質なので何度も見る。メモもして)

この記事も興味深いのですが、情熱大陸で天ぷらの衣のレシピをさりげなく普通に明かされていて。
そういうの教えない人もいるでしょう?秘密って。
卵と水。水の中に卵を入れて菜箸で泡立てるように細かくかき混ぜる。だんだん表面に泡が出てきて、それが白身なのかな?それはささっと取り除いて、あとは粉を入れる。その配合の割合もテレビで言われてて、その通りにしたらすごく美味しかった!美しく揚がるし。
それから薄く長く切ったにんじん。それをからめてさっと入れて、油の中でささっとまとめるの。美しかった。それで私も家でやってみたらいつものと全然違うの。美味しいし美しい。
そりゃこのお店で食べるのとでは雲泥の差はあると思うけど、自分でつくるいつもの天ぷらよりずっと美味しい。出来合いのものを買ってきたのとも全然違う。

こんなふうにするとよいよ!っていう言葉やアドバイスを素直に聞くといいかもしれない。

レッスンではたまにそういうアドバイスを一切聞き入れない人もいる。自分のやり方、スタイルを絶対に崩さない。そういう人は伸びないかもしれないけど、それはそれで尊重する。
それもまたその人のやり方だから。

だけど、どうせならもっと上手になりたいと思うって大事かも。人の意見を聞きいれたり、客観的な目でみてもらってそれを自分でわかるってのは大事かもしれない。音楽に限らず。

これは悪口ではないです。実際にそばで聞いてた話です。

ある学生が大きな舞台で歌のリハーサルをしていて、立派に歌っていた。ところが、その人の先生が私たちに向かってこっそり「歌はいいけど品がないの。立ち方とか雰囲気が全然だめね」と言われてて、たしかにその通りだった(失礼)けど、先生はそれまでの数年、その人にそういうことを教えてあげなかったのかな?と思った。


それはですね、歌で、レッスンで教えてあげるんじゃなくてもいいんではないか?一緒に食事に行く、一流の場所に連れていく、美しいものを見せる、そういう夢がひろがる話をしてあげる、など。
もしも先生にお時間があったらやっぱり若いお弟子さんにはいろいろ経験させてあげるといいね。
わたしはそういう意味では先生に恵まれていたと思う。

でも、そのためには先生にもいろんな意味で余裕がないといけないんだけど、悲しいことに今の音楽の先生って案外そういう資金まで稼げてないかもしれない。ごくごく一部しか。特に地方は(へへへ)。


私の習った先生方は時代も違ったこともあるけどそれぞれに心も豊かであったり、博識だったりしていろんなシーンを見せてくださったと思う。

一緒に演奏会へ行ったり、そこにいらっしゃるだけでその場がおおお〜〜〜、と華やかだったり、見て楽しい。いろいろとありがとうございます。ほんと。先生の動きやふるまいを見て学んだことは多いです。

わたしはそこまではいけないかもしれないけど、でも、豊かな気持ちで過ごせて、それがコンサートでも講義でも、講演でも、会議でも、普段の練習でも、普通に会っても醸し出せたらいいなあ。

まだ間に合うかな?

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