【音楽コラム】猫ふんじゃった!のリズムは実は・・・・

「猫ふんじゃった」を弾いたことがありますか?

「猫ふんじゃった」は学校などで「伝え聞く」ように「人のを真似てやってみる」感じで伝わって行ったと思います。

仕事で使っている童謡の本には歌の楽譜がきちんと出ていて「へ~そうだったのか」と思って、自分が適当なことをおぼえていることに気が付きました。
関西に住む叔母はピアノが弾けませんが、この曲だけは弾いて見せてくれてその時に教えてくれた「猫ふんじゃった」が正しいものだと思ってたけれどどうやら違う様子。

それを学校で弾いて同級生に教えたこともあるので間違ったまま伝わったかも・・・・でもそういう「音符が読めなくても」楽器が楽しめる手遊びのような曲って素敵ですよね。
他にもいくつかそういう曲があったと記憶。
ピアノだけではなく木琴などでもみんなで弾いたのはもう50年ほど前になるのです。

それでどうして「猫ふんじゃった」が流行ったかというと

「ほとんどが黒鍵」で弾けるということ(もちろん少し白鍵も入っていますが)と
あの拍子というかリズムに魅力があると思います。
三三七拍子なんですよね。
最初の「猫」の部分はそれより前に出ているけれど「ふんじゃった」のところから手を叩くとピッタリ三三七拍子で、なんとなく体に馴染んでいるのです。

黒鍵については「黒鍵だけ弾いたらちょっと中国の音楽のような感じになって素敵」なことや「黒鍵だけ弾くことで曲が成立する」その他(これはまたyoutubeなどで伝えたいこともある)黒鍵で遊ぶのはとても楽しいのです。

もしもしばらく蓋を開けていない鍵盤楽器をお持ちでしたら鳴らしてみてくださいね。

家の猫です



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