昨夜こっそり、あるメッセージを受け取りました。

あの竹内昌彦先生がパラリンピックの聖火のランナーに!ということで驚いたけれど、先生のさまざまな困難と、今までして来られてきたことを思うとあそこにあの場にいらっしゃるのは当然だなあ・・・と思って。

涙で画面が見えない感じで。

直前まで息子さんにも言えなかったそうです。奥さんは一緒に先生のお隣で伴走されていたのでもちろんご存知ですが。

この今の鬱陶しい空気、なんだか私は少しこのことのおかげで浮上できたような気がします。

先生は講演会を重ねられてそのお金でヒカリカナタ基金を作られました。

そのおかげで現在336人の子供たちの目が見えるようになったそうです。

「途上国に住む、盲目の子供達に光を届けたい。
そして自分の目で世界を見させてあげたい。」

「遠い国にはわずかな手術代を用意できなくて、見えない目のままに暮らしている子供がたくさんいます。そんな子供達の目を治したい。そしてお母さんの顔を見させてあげたい。それが「ヒカリカナタ基金」の思いです。世界の片すみで視覚障害の闇と向き合い健気に生きる子供達に、みんなで光かがやく未来を届けましょう」(ヒカリカナタHPから)

1964年のパラリンピック出場から57年後に訪れた素晴らしいこの時。

久しぶりに「見えないから見えたもの」(音楽を担当させていただきました)を観たくなりました。昨年何人かでご一緒に観ましたが、また機会を持ちたいですね。今はダメだけれど。もう少し先に。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。