たまにはブログを書きます。
ある合唱指揮者がF Bで「第九の指導は特別のエネルギーを必要とする。確実に100人以上のメンバーの誰よりも高いテンションで臨まねばならない。そして2時間、全く「隙」を見せずに畳みかけなければならないという、合唱指導者にとってまさに「スペシャル」な作品なのである。」と書かれていた。
引用:本山 秀毅先生Facebook投稿より

ほんとその通りで、私も9月から非常に心して勉強、伝え方を頑張っている。声や全身を使って伝え、
時間の配分も難しいけれど、なんとか初心者にも歌えるようになってほしいという願いでやっていますが、ここまで来るのにこの第九のことだけで16〜7年、悩みに悩んで続いています。
困ったことも多かった。泣きそうなこともたくさんあった。

最初はソプラノの指導を任され、もうソプラノは歌えないのでできないのに、と他の先生を探してもらったこともある。歌えないのに教えられるわけないです。
言えないこともいっぱいある。

たくさん勉強させていただいた。自分では絶対にあのようなことはしないでおこう、とか
言葉の掛け方、スタッフへの信頼、とにかく多くの手が重なってやっと一つの作品になるわけで
力を合わせないとできない。

次に全体の指導をするのは月末です。ここからは第九の合唱指揮という仕事になります。指揮者の意向をちゃんと理解し、本番まで導いていく仕事で、ぼんやりはできないのです。

久しぶりにオルガンの動画をアップしました。
この先は動画に歌詞をつけたりはしないと思います。






この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。