仕事帰りに図書館へ。
借りていた本の多くは返却日であり、それがネット上で延長できたのだが、どうしても二冊だけは次の人が予約待ちということで返さないといけないので行ってきた。
二冊と一緒にあと三冊もなんとなく読むことができたので(斜め読みですが)五冊を返却。
それから館内の閲覧スペースに座って10分ほど雑誌を。借りられない雑誌を見る。
女性のビジネスの雑誌を読むと、老後のための蓄えのような、年金のことや副業のことがびっしりと書いてある。わかるけれど、若い頃にあんなこと考えたこともなかったので最近はとても先について不安が大きいのだなとちょっと悲しくなる。若い時はファッションや車や何かしら華やかな夢のあるような雑誌が多かったから。

せっかくなので何か借りて帰ろうと思って、大きな重たい本のある場所へ。そういうのは買えないですから。

そこで、上の写真にある「昭和20年」のアサヒグラフの特集。復刻版だそうだが、それらを借りてきた。
クリックしたら詳細が見られます。

「昭和20年」は特別な年だ。
必ず歌の世界でもその年の作品が特別な扱いを受けていると思う。
戦争とその終わりと、その後の発展。
特に「童謡」の世界での「欲しがりません勝つまでは」から「里の秋」や「見てござる」
歌い手であった川田正子・孝子姉妹。音羽ゆりかご会、海沼實・・・・・

勉強することは山ほどある。こういうことを音大では習わない。大事なことなのに・・・・

仕事は全部休みではないので(座学や鑑賞・コンサートのところもあります)
合間に勉強も重ねたい。

学びを止めない。

今はちょっと「戦争中」にも似ている気がするのですが、上から何かが落とされる恐ろしさと
今のように見えないものに支配され、翻弄される今の恐ろしさ
どっちも好きにはなれませんね。

この記事を書いた人

吉井 江里

岡山市で活動している吉井江里です♪合唱指揮、ピアノを弾きながらの歌の講座や合唱指導、講演やライブ等の活動中。2015年3月18日完成の映画「見えないから見えたもの」(盲目の教師、竹内昌彦先生の映画)挿入歌「点字のラブレター」や「ワルツ」を作曲。